国交省 過労運転対策の中間報告
6月7日に、国交省が「過労運転による交通事故の防止対策に関する中間報告」を公表しました。
これは過労運転が原因と思われる、重大事故23件を抽出・分析したもので、過労運転の要因として「居眠り運転に対する運転者および運行管理者の認識不足」「無理な運行計画」が挙げられました。
過労・居眠り運転にいたる背後要因として、
- ①運転者、運行管理者の居眠り運転の危険の認識不足
- ②運転者の休憩時の睡眠環境が整っていない
- ③無理な運行計画
- ④運転・休憩時間、休息期間、運行経路などが運転者まかせ
- ⑤運行管理者が点呼の際に運転者の眠気・気力・疲れなどを十分に確認していない
- ⑥運転者ごとの特性の把握が不十分である
という分析結果が出ました。
国交省では、このような問題点の検討を進めることで、過労運転防止対策を策定し、取り組みを進めていく予定です。
by office-matsumoto | 2013-07-15