年始のご挨拶
あけましておめでとうございます。
2016年は、国民すべてが「一億総活躍」できる社会を目指し、マイナンバーを始めとして、省庁の垣根をこえた様々な動きが始まっています。
- ●「高年齢者雇用安定法(改正)」・・・平成25年4月1日施行
年齢にかかわりなく働き続けられる社会の実現をめざす- ●「若者雇用促進法」・・・平成27年10月1日施行
青少年の雇用促進を図り、能力を有効に発揮できる環境を整備する- ●「障害者雇用促進法(改正)」・・・平成28年4月1日施行
障害のある人が、その能力と適正に応じた雇用の場に就き、地域で自立した生活を送ることができる社会の実現をめざす- ●「女性活躍推進法」・・・平成28年4月1日施行
女性が、職場でその希望に応じて十分に能力を発揮し、活躍できる環境を整備する
平成26年4月に改正された「次世代育成支援対策推進法」では、従業員の仕事と子育ての両立を図るため、雇用環境を整備することが企業に求められました。
誰もが、自分の能力を磨き、それを発揮し、正当に評価されることを望んでいます。
そのために企業は何をすればよいのでしょうか。私は、「従業員一人一人が持つ能力を、的確に把握する」ことだと思います。
平成28年の干支は「丙申」です。サルと言えば「見ざる聞かざる言わざる」が有名ですが、このことわざには、自分の都合の悪いことは見たり聞いたり言ったりしないほうが良い、という意味があります。
しかし、従業員一人一人の能力を把握するためには、【表面に現れないものを「見る」】、【声にならない声を「聴く」】、【言わなければいけない(指導)ことは恐れずに「言う」】ことができる職場が必要です。
そして、そのような職場づくりができてこそ、従業員がそれぞれ自分の能力を発揮できるのだと思います。
また、「丙申」という漢字には「すくすく伸びる」という意味があり、今年はこれまでの頑張りが形になっていく年だとも言います。
労働時間短縮、労災事故防止、交通事故防止等、今まで会社が取り組んできた成果が表れる年です。
今までと同様、今後も引き続き、働きやすい環境を作る取組をお願いいたします。
オフィス松本もスタッフ一丸となってサポートしてまいります。
by office-matsumoto | 2016-01-01