2019年度 使える助成金(労働条件等関係)、補助金
1.業務改善助成金
【概要】事業場内で最も低い賃金を引上げ、生産性向上に資する設備・機器の導入等を行う事業主に対し、その経費の一部を助成
●事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額30円以内
●従業員30人以下の事業場
引き上げる労働者数 | 助成上限額 | 助成率 |
1〜3人 | 50万円 | 3/4 ※生産性要件クリア 4/5 |
4〜6人 | 70万円 | |
7人以上 | 100万円 |
2.勤務間インターバル導入コース(時間外労働等改善助成金)
【概要】勤務間インターバル制度を導入することを目的として、外部専門家によるコンサルティング、労務管理用機器等の導入などを実施し、改善の成果を上げた事業主に対し、その経費の一部を助成
●【新規導入】労働者の半数を超える労働者を対象とすること
●【成果目標】休息時間数を9時間以上
休息時間数 | 補助率 | 上限額 | |
新規導入 | 9時間以上11時間未満 | 3/4 ※従業員30名以下、 取組内容により補助率4/5 |
80万円 |
11時間以上 | 100万円 | ||
適用範囲拡大 時間延長 |
9時間以上11時間未満 | 40万円 | |
11時間以上 | 50万円 |
3.職場意識改善コース(時間外労働等改善助成金)
【概要】所定労働時間の削減、年次有給休暇取得促進に取り組むこと等を目的として、外部専門家によるコンサルティング、労務管理用機器等の導入等を実施し、改善の成果を上げた事業主に対して、その経費の一部を助成
【成果目標①】特別休暇を新たに導入すること
【成果目標②】月間平均所定外労働時間数を5時間以上削減させること
成果目標達成状況 | 補助率 | 上限額 |
両方とも達成 | 3/4 | 100万円 |
成果目標①を達成し、成果目標②が未達成 | 1/2 | 50万円 |
4.ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)
【概要】中小企業・小規模事業主が認定支援機関と連携して、生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産のプロセスの改善を行うための設備投資等を支援
対象類型:革新的サービス、ものづくり技術
上限額 | 補助率 | 設備投資 | |
一般型 | 1,000万円 | 1/2 | 必要 |
小規模型(設備投資) | 500万円 | 1/2 | 必要 |
小規模型(試作開発等) | 500万円 | 1/2 | 不要 |
5.軽減税率対策補助金
【概要】消費税期限税率制度の実施に伴い、複数税率対応レジや券売機の導入や改修、受発注システム、請求書管理システムの改修等に要する経費の一部を補助
2019年9月30日までに導入・改修・支払済みであること
補助額 | 補助率 | |
A型:複数税率対応レジ導入等支援 | 上限20万円/台 全体で200万円 |
3/4 |
B型:受発注システム改修等支援 | 発注システム上限1,000万円 | 3/4(初期購入費用) |
受注システム上限150万円 | 1/2 | |
C型:請求書管理システム改修等支援 | 上限150万円 | 3/4(一部1/2) |
by office-matsumoto | 2019-08-18