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おふぃま新聞 4月号

4月のおふぃま新聞は以下の内容でお送りします。

1.「マイナ免許証」がはじまります

2025年3月24日から、マイナンバーカードと運転免許証および運転経歴証明書の一体化が開始されます。一体化の手続きができる施設は、一体化のみを行うのか免許更新と併せて行うかなどにより異なります。予約方法も手続内容により異なりますので、警視庁ホームページなどで確認しましょう。

【警視庁「マイナンバーカードと運転免許証の一体化について」

2.花粉症対策として企業ができることを考える

経済産業省「健康投資ワーキンググループ」の資料で示された令和5年度の健康経営度調査回答結果によれば、職場における花粉症対策への支援として、「空気清浄機の設置」、「対症療法(服薬など)に対する補助・支援(通院や薬の購入への補助等)」、「花粉症に関するセミナー等教育の実施(薬の飲み方、副作用への理解等)」、「花粉症に合わせた柔軟な働き方(花粉飛散量が多い日の在宅勤務を推奨する等)」が挙がっています。大規模法人で実施されている例が多いですが、自社において実施可能な対策を検討していくことで社員満足度の向上にもつながることが期待されます。

【環境省・厚生労働省パンフレット「花粉症対策 スギ花粉症について日常生活でできること」(PDFが開きます)】

3.東京都がカスハラ防止のための団体共通マニュアルを公表しています

東京都が「カスタマー・ハラスメント防止のための各団体共通マニュアル(業界マニュアル作成のための手引)」を公表しました。これは、各業界団体において、その業界独自のマニュアルを作成する場合に盛り込むべき共通事項および作成上のポイントをまとめたものです。

【東京都「カスタマー・ハラスメント防止のための各団体共通マニュアル」

4.労働政策研究・研修機構「個別労働関係法ハンドブック―法令と判例―」が公開されました

このハンドブックは、相談内容に応じた法令や判例・裁判例を素早く見つけ出し、適切なアドバイスをすることができるように、現場の紛争類型に沿ったかたちで項目を区分し、事案の具体的内容の説明と判旨をできる限り十分に引用して構成したとされています。

【独立行政法人労働政策研究・研修機構「個別労働関係法ハンドブック―法令と判例―」

5.マネジメントが要因の残業の多さと偏り

残業の多さと偏りについて、マネジメント側の要因としては以下が考えられます。長時間労働を美徳とする意識、業務量と人員のミスマッチ・非効率なプロセス管理、時間管理スキルの不足、業務の抱え込み。
これらの状況を改善するには、マネジメント側の意識改革と効率的な業務プロセスの構築が不可欠です。適切な業務の管理が行われないと、残業時間の増大や優秀な人材の流出につながります。

6.4月から教育訓練を受けると基本手当の給付制限が解除されます

雇用保険の被保険者が正当な理由がなく自己の都合によって退職した場合には、基本手当の受給資格決定日から7日間の待期期間満了後1〜3か月間は基本手当を支給されません(「給付制限」といいます)。令和7年4月以降にリ・スキリングのために教育訓練等を受けた(受けている)場合、給付制限が解除され、基本手当を受給できるようになりました。

【厚生労働省「令和7年4月以降に教育訓練等を受ける場合、給付制限が解除され、基本手当を受給できます」(PDFが開きます)】

コラム

急に春(初夏?)になりました。
今は固いつぼみの桜ですが、1週間後には開花を迎えるそうです。
ただし、そのあとは10度近くも気温が下がるようで、桜も咲いていいのか、つぼみのままでいたほうがいいのかきっと迷うでしょうね。

「日本には、春と秋がなくなった、これからは夏と冬だけの2季になる」と言われて久しいですが、幸いなことに短くても春と秋はあるようです。

春は法改正が多く行われます。
しっかり情報を把握して皆様にお伝えしてまいります!

by office-matsumoto | 2025-04-01

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