『就業規則の作り方』研修会
『就業規則の作り方』研修会が物流ウィークリーに掲載されました。
【神奈川】神ト協は10月21日に適正化研修会を開催、180人を超える参加者で会場は満席となった。
適正化事業推進委員会の伊澤進委員長はあいさつで
「Gマーク取得に徹底的に取り組む」
として自社で取得した経験を紹介、
「社内教育やチェック体制を強化することで、単なるインセンティブより大きな得るものがあった」
と感想を述べた。今後は各支部にGマーク取得の支援部門を作り、2年間で取得率向上を徹底して進めるとした。講演では、神奈川労働局の監督課特別司法監督官の松島玲子氏が「最近の労働行政」について話した。
続いて、社会保険労務士事務所オフィス松本の松本千賀子氏が「企業規模に合わせた就業規則の作り方」について講演。
松本氏は運送業で未払い賃金請求訴訟が増加している状況について
「”社長は払ったつもり、社員はもらってないつもり”のお互いのボタンのかけ違いが多い」
と指摘。このような意見の食い違いが発生する要因は
「就業規則が正常に機能していない、不備がある」
と説明し、就業規則の見直しの重要性を説いた。(千葉由之)
by office-matsumoto | 2010-11-01